オオカブトの部屋SINCE 20030923

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Chalcosoma chiron chiron

コーカサスオオカブト飼育記(原名亜種)




コーカサスオオカブト♂105mm

分布域:インドネシア ジャワ島
ギネスサイズ野外:124mm 飼育:115mm
飼育目標サイズ:100mm 人気:★★★★☆ 飼育難易度:★★★☆☆ 希少価値:★★☆☆☆(120mm超の大型は貴重)

カルコソマ最大種であり、アジア最大最強のオオカブト。
恐ろしくカギ爪が大きく、捕まる力が非常に強いため扱う際は注意が必要。
スマトラ亜種が最大で、マレー、ジャワ産は胸角の湾曲が大きい特徴がある。。


入手先:アリスト
購入価格:♂105mmペア1850円
累代:WILD(9月10日通関品)
産地:インドネシア 東ジャワ島 MT,GUMITIR






2009年9月29日 個体紹介
アリストのインドネシア便で出品されていたものを落札。
5年前にスマトラ産を飼育した際は爆産したものの、3齢後期にマットのガスと温室の故障で羽化までは行かなかった。
そんなわけで今回ジャワ産で5年越しのリベンジを狙いたいと思います(^◇^)
♂は非常に元気であるが♀の状態はイマイチで敷設も一本欠け。
なんとか幼虫採って長角型目指して頑張りまーす(^◇^)


105mm♂。BE-KUWA13号では青銅の巨人!なんていうキャッチコピーがついてましたね。
上翅の深い緑色もとても綺麗です。


前胸と特徴的な大きな小楯板の間は鋭利になっているので注意が必要であります(^◇^)A


良く発達した三本の胸角と頭角の様子。一点に集まっていくデザインが不思議です(^◇^)
アトラスやモーレンカンプと違って裏側が赤いのも特徴です。


♀。この個体は60mm程だが80mmを超える♀も存在する。
元気一杯の個体とは言えないが産卵に支障があるレベルではなさそう。





2009年9月30日 産卵セット

♀の抵抗が激しく、交尾を視認できなかったが野外品なので気にせず産卵セット。
♂の元気が良すぎるので撮影後♂は取り除き単独でセットしました。

産卵セットはHR-3Hにカブト一番を16リットル程。転倒防止に水ゴケ。
そんなに産ませるのが難しい種類ではないので大丈夫でしょう(^◇^)





2009年10月1日 番外編
カルコソマ三種を並べた際にちょっとしたバトルが起き、それを撮影出来たのでご紹介。


最初は大人しかったですけど、

その長い前足に触れると喧嘩が始まるわけで(^◇^;)

あ〜、すんごい不利な体勢だな〜と思ってたら、

やっぱし押されちゃう訳で、

でも流石は、最強の呼び声高いだけあって体制を立て直し、

コーカサス「よっこら…」

「しょういち〜!」

勝負ありだな〜引き剥がすか〜なんて思ってたら、

足が長いもんだから後ろの背景用コルクバーグ板にくっついてしまい、どっちが勝ってるんだかわからない状態に(^◇^;)
ということで判定で、コーカサスの勝ち〜
アトラスはずっと見てるだけでした(^◇^)A

…で、撮り直そうとしたんですけど

相当派手に暴れてくれたのでコルクバーグの粉が降りかかってしまっています…orz
また綺麗にして撮影するのも面倒なので、この一枚で妥協(^◇^;)

それにしてもカルコソマの相撲は見ていて恐ろしいです(*_*)
なんか途中すんごい懐かしい死語が入ってますけど、(座るとき言っちゃいませんか?)
まぁたまにはこういうのもいいでしょってことで(^◇^)






2009年10月6日 採卵&ペアリング

産み始めているかの確認にぱぱっと軽く割り出し。

結果は三個。とりあえず出てきてひと安心(^◇^)A
サイズは大きいがまだ歪な楕円形をしており、ほぼ同じ場所から出てきたので産み始めたところだったのかもしれない。
やっぱりちゃんと追いかけした方がいいよな〜ってことで、♂と交尾させることに。

抵抗していたがすぐに大人しくなり結局8分ほどのやや短めの交尾だった。
これをスイッチに次の採卵で飼育分を確保できるくらい産んでもらいたい(^◇^)





2009年10月19日 採卵(第二回)

前回の採卵分の3個は速攻で腐りました…orz
歪だったもんな〜(´-ω-`)

てことで、本日前回の採卵から二週間ほど経過したので二回目の採卵をしましたっ。
もう少し引っ張っろうかな〜なんて思っていたのだけれども親♀に潰されてもダメってことで決行!(^^)!

ハサミで切って開いた紙袋の上にケースをひっくり返して、ケースそのままの形で出てきたマットの塊を適当に割る。
最初に割ったところだけでもマット壁面に5〜6個確認。



ん?これはなんか爆産の予感…(^◇^;)
あんまし産んでもらっても困るんだよね〜と思いつつマットの塊を割る作業を続行。



…結果、53個〜!(汗





約2週間という期間で53個という数は、自己記録かも(^◇^)A
後は孵化率ですね。50%でも26匹…。


…イチローさんの打率くらいでいいかな〜(^◇^;)





2009年11月5日 孵化確認

前回ボコッと産んでくれたコーカサス。

ご覧のとおりチラホラと孵化してきています。
大型種の初齢幼虫はやっぱりでかいですね。アトラスに比べると孵化までも若干遅いようです。
本日も採卵しまして結果は16個…(^◇^)A
次回の産みっぷりしだいではひょっとすると合計は100個の大台に乗るかもしれません。
気になる孵化率も相当良さそうです(汗)




♂は符節取れもなくとても元気にしています。やっぱこの独特の深緑色はイイですね。
この♂は無駄に当たり♂だったなぁ(^◇^)





2010年3月5日 マット交換



ちょっとみない間にこんなになってました(´・ω・`)
結局前回の更新の後チョロッと産んで親♀はセットの中で死亡、♂はその後も暫く生きましたが★になりました。
半端ねぇ孵化率で多数の幼虫を抱えておりましたが、少しずつ捌けて来て落ち着いたところです。
今期4亜種やりましたが良く言われる「カルコソマは卵出し厳禁」の法則はうちでは当てはまらなかったですね。

幼虫採ったんで、やっとこさ長角目指して幼虫飼育スタートですが、自分の飼育分には初期ロットから12頭残しました。
最初ド初齢12匹で4200ccタッパー → コバシャ大に6匹ずつ×2という
やる気ゼロのそこそこの過密飼育だったわけですが、

本日マット交換した際に体重計測したところ、
♂62g、57g、52g、48g、42g、42g(節ズレ)
♀44g、42g、42g、41g、38g、26g

の6♂6♀と良い感じで分かれており、体重も予想よりはのってきていました。
まぁ正直ギネスでも出ない限り次世代でブリする気が無いので雌雄比に関しては11♂1♀とかでも良かったんですが(*_*)

♂は2匹、3匹でコバシャ大2つに、♀は4200ccに3匹ずつ投入。



幼虫。大体実物大。
ちょびっと黄色いですが、カルコソマのこの色は黄色いうちには入りません(^◇^)
適度な温度でテキトーに放置しつつ、次回の交換で大きな♂だけをコバシャ大あたりで単独飼育しようかと思います。





2010年7月10日 さなぎ〜



…ちっさ(´・ω・`)



身体だけめっちゃデカくて短角とかだったらちょいとネタになるかなと思ってましたが、
絶対的に幼虫体重が足りなかったみたいですね〜。
中途半端なサイズで短角という感じです(´-ω-`)

何匹飼育しているかも把握していないカルコソマ系ですが、とりあえず4匹確認してみて全部短角。駄目そうだなぁ…orz





2010年8月12日 ♂羽化〜



カワイイサイズばかりですが羽化してきました(´・ω・`)


78mm♂。この個体が一番角が長めという散々な結果です(*_*)
コーカサスの中ではジャワ産が一番長角が出やすいらしいですが、どうみても短角です。本当にありがとうございました。
ちなみにどうでもいい話ですがこの個体だけ何故か上翅にシワがかなり寄っててそれはそれでいい感じです。


80mm♂。一番不細工な体型でした。

80mm♂2号。

小さいサイズばかりですが新成虫の綺麗な上翅が拝めたのでまぁよしとするかって感じです。
本当にきれいなので是非ブリードして生で見て欲しいですね。

安い野外品の方が圧倒的にカッコイイのと、飼育期間の長さで敬遠されがちですが、
卵から成虫まで9カ月とサイクルもそこまで長くなかったのでもうちょっと評価されても良い種類だと思います。

ちなみにまだ♀は羽化していません(*_*)
♀より早いんじゃぁ小さいわけですね…orz

なんか締めに入っちゃってますがこいつはぁリベンジですな。