ギラファノコギリクワガタ成虫ペア
  
分布域:フローレス島、ロンボック島、スンバ島
ギネスサイズ野外:118mm 飼育:117,5mm
世界最大のクワガタ。
亜種ごとにサイズや光沢、歯形が異なる。
そのなかでも本種がギラファ最大の亜種である。


入手先:Dynaさんより
購入価格:(何との交換が何を何頭に当るのか既に判らない)
累代:F1(親♂WF1親♀WF1)
産地:フローレンス島
親サイズ:未確認

2006年2月25日
この日付でピンと来る方は結構なマニアであるはず^^
そう、本日はKUWATAフェスタ大宮開催日である。
フェスタの内容に関してはDyna's Forestのダイアリーをご覧頂きたい^^
そのフェスタの帰りにギラファ幼虫8匹を頂いてしまった^^
「10匹持ってって良いよ〜^^」「そんなに頂けないです^^A」の押し問答が暫く続いたが、間?をとって8匹となった^^A
Dynaさん、有難う御座います^^
プリンカップに一匹ずつセットされていたためその日はそのまま放置。

2006年3月11日

↑「その日はそのまま放置」とか書いていながら本日まで放置していた^^A
5匹をそれぞれG-potの120ccに単独投入。
残りの個体は発酵マット1200cc瓶に投入した。
既にほとんど2齢個体であるので落ちることなく翌日には側面に姿を現してくれました^^


2006年4月27日

少々遅れた感じもあるが、G−POTの個体の菌糸交換をした。
3齢♂1匹、3齢♀2匹、2齢2匹といった具合で、
4g〜10gとまだまだ小ぶりだった。
3齢♂はHR−1、3齢♀はコバシャ小を2等分、2齢2匹はコバシャミニを二等分のスペースで飼育している。
ヘラクレスマットで飼育している方の個体群のマット交換が楽しみです^^


2006年6月11日
ヘラクレスマットで飼育していた個体3匹をコバシャ中にGポットで多頭飼育することにした。

2006年7月25日
全ての個体の菌糸交換をした。
ヘラクレスマットを頼むついでにオリジナル菌糸ブロックというのを頼んだので全個体其れを使用した。
最大個体は32,5gだった。

2006年9月3日
間が空いてしまったので現状報告。
9月2日に1♂が蛹化した。
また1♀前蛹になっており、そろそろ蛹化すると思われる。
♂の蛹室が劣化してボロボロだったため、人工蛹室に移した。
「オリジナル菌糸ブロック」はギラファには(他種でも使用したので「は」であることを祈る^^A)
あわなかった様で全個体縮んでいるのが一目で分かる
一見マット飼育か?と思うほど暴れまくっており劣化もかなり早いorz
黒くなっている部分は幼虫の食痕ではなく「通っただけの跡」であるorz
後悔しても仕方ないので次回挑戦時は大夢かGポットで行こうと思う。
又、今回より表を作ってみた。
画像は9月3日撮影で蛹の大きさは59mm、重さ14,5gであった。


2006年9月12日
新たに1♀が前蛹になっていた。
♂の蛹は目が黒く色づいてきたが、ほとんど回転運動をしない。
軽く触れても微妙に動く位なのだが個体差なのか種差なのかは不明。
♀の前蛹は小さく羽化後40mm前後の可能性がある^^A

2006年9月29日
9月2日に蛹化した♂が羽化した。
羽化時はかなり強烈な角度で大顎を交差させており心配したが、
暫くたつと無事に前を向いていた^^
話には聞いていたが大顎の付け根は硬化するのがかなり遅いようだ。
きちんと計っていないがサイズは85mm程だと思われる。
又、28日にはもう1♂が蛹になっているのが蛹室の窓から確認できた。
(画像は30日夜のもの)


2006年10月5日
ほとんどの個体が蛹になっているのがケース側面から確認出来たので
飼育スペース縮小の為に取り出してコバシャの小で一元管理することにした。
結果♂蛹、♀蛹3匹、♀前蛹、♀成虫、♂幼虫が出てきた。
特に♀成虫に関しては、成虫が出てくるとは思っていなかったので驚いた。
体も完全に黒色化しており、羽化後数日たっているものと思われる。ちなみにサイズは46,5mmだった。
♂の蛹は全長51,5mmで11,1g、♀の蛹は49,5mmで10,4g、48mmで7,9g、46,5mmで8,3gであった。
一匹だけ出てきた幼虫は合わない菌糸のなかで大きさの不振が続くなか37,8gあったが、
想定外のことで餌の用意が無く、仕方なく使用済みマットと菌糸カスを押し固めたコバシャの大に投入した。
順調にいけば90mm半ばくらいにはなってくれると思うので此の♂幼虫は大事に育てようと思う。
又、前回羽化した♂も色づいていてサイズは矢張り85mmだった。(♂♀ペア画像は10月7日撮影)



2007年2月15日

間が空いたので状況報告。
前回の更新の後、続々と羽化してきて
残りは40gの♂幼虫一匹を残すだけとなった。
コバエシャッター小で発酵Fマットで飼育している。
かなり黄色化しているのでそろそろ蛹化すると思われる。
格好良い飼育記TOP画像を撮りたいので
100mm位の大型を期待したい。


2007年 4月10日

最後の幼虫が蛹化した。
蛹体長70mm重さ23gと
前回の85mmの♂よりは2回り程大型なようだ。
種類ごとの飼育記のTOP画像変更の為に、
是非とも無事に羽化して欲しい。

 


2007年 5月12日


待ちに待った最後となる個体が羽化した。 (画像は21日撮影)
サイズは97mmとずぼらな飼育にしては大型になってくれた。
これにてギラファノコギリ飼育記は終了です。
大型種親使用の本気編にご期待下さい。



個/日 3/11 4/27 6/11 7/25 9/ 2 9/29 10/5
♂1 2齢 10g    32,5g 羽化85mm   
♂2 2齢 4g    25g 幼虫    幼37,8g
♂3 初齢 2齢    23g 幼虫   
♀1 初齢 2齢    17,6g 幼虫    前蛹
♀2 2齢 6g    15,8g 幼虫 成虫? 46,5mm
♀3 2齢 5g    14,8g 前蛹 7,9g
♀4 初齢    18g    幼虫 10,4g
♀5 初齢    19g    幼虫 8,3g