タランドス♀53mm
  
分布域:アフリカ西部〜中部
ギネスサイズ野外:93mm 飼育:87,5mm
アフリカ最大のクワガタでエナメル状の光沢がありカブト派クワガタ派問わず非常に高い人気がある。
幼虫期間が半年前後とサイズの割りにサイクルが早いのでポピュラーな飼育種である。


入手先:Dynaさんより
購入価格:タダ
累代:CBF1
産地:コンゴ
親サイズ:WF1♂62mm F1♀47mm
サイズ:♂53mm(8月23日羽化)


2007年5月27日
仲良くさせて頂いているDynaさんより、タランドス♀53mmを頂いた。
メソトプスはやることはないと思っていたがDynaさん作出の85mmのタラを拝見させてもらい俄然やる気もUP♪
ブームの波に完全に出遅れていますが80mmUPの新成虫を見るために頑張りたいと思う。
ちなみにこの♀はWild♂80mmと交尾済みで、Dynaさんのところで一度セット済みだが、
それは言い換えれば菌床産卵で13匹の産卵実績があるということ^^
自分には人から貰う等で途中からの飼育は成績が良いというジンクスがあるので、「お古ブリ」 には期待感アリ。


2007年6月16日
充分に休息してもらったので本日産卵セットすることにした。
カブクワ飼育以来初めての菌床産卵を試みようと、購入から4日程寝かせた大夢Kに投入。
2時間ほどで穿孔。床材はパインチップ、ケースはコバシャ小という簡単なセットである。
気になる割り出しは1ヶ月後前後を予定。


2007年 7月17日
ボトル側面にプリプリした幼虫が3頭程見え出してきたので待望の割り出しを行った。
まず1ヶ月近くの間、狭いところでじっとしていた♀を取り出し、スプーンで慎重に掘りだしていく。
結果は初めてのブリードとしては大成功の10匹の幼虫を得ることができた。
それにしても800ccに10匹とはとんでもない親♀である^^A
Dynaさんによればもう「ワンサイズ小さいボトルでもいけそうだよね」とのこと。
実際産卵床となっている部分はボトルの下半分のみなので機会があれば試して見たい。
しかし今回も慎重に、取り出し後は大夢800ccボトルに再セット。爆産を期待したい。
割り出した幼虫は用意していたボトル数の関係上、4匹を大夢K800ccに単独飼育、あとは3匹ずつ投入した。


2007年 7月26日
再セットした♀がなかなか穿孔してくれないので、 DynaさんのHPでも紹介されているスパルタセットに変更^^A
「虫を甘やかすな。」…素晴らしい格言です^^


2007年 9月 8日
3頭ずつ飼育していた大夢K800ccがだいぶ食べられていたので菌糸交換をした。
6頭全てが3齢になっていて距離をとっており共食いをするような様子は見られなかった。
8g〜12gで大きい3頭を1400cc、小さい3頭を800ccに単独で投入した。
初齢から単独で飼育している4匹の交換はまだ先になりそうである。
ちなみにスパルタセットの親♀は800ccを2本使って再セットしたが結局産まず現在休養中。。
この飼育記で既に800ccを12本、(内、産卵セットに3本)1400ccを3本と
ボトルだけの出費で9000円近い。…恐るべしタラ飼育^^A



2007年 10月 7日
個別飼育の個体で♂っぽい幼虫(あくまで「ぽい」ね)がいたので餌交換した。
800ccボトルから取り出して計ると20g。
孵化後90日くらい。(世間では孵化後○○日単位という細かさでデータ付けされているみたい。)
そのまんま大夢Kブロックに単独投入。(タッパーにぴったんこ♪)

まったくのタラ初心者だが書籍、WEBサイトの情報より、この個体が小さいことはなんとなく判明。
単独飼育の個体があと3匹残っているが、…♂はこの一匹だけっぽいorz