ティティウスシロカブト♂58mm
  
分布域:アメリカ合衆国東海岸
ギネスサイズ野外:70mm 飼育:70mm
綺麗な光沢と小型ながらヘラクレスの形状を持ち人気がある
アメリカでは普通種で寒さにも強い
飼育は簡単で大型が羽化する
羽化後の休眠期間が非常に長く現地の冬への対応と思われる

入手先:個人と交換(ショップpowerより購入)
購入価格:DHO、DHS幼虫数頭
累代:F2
産地:アメリカ
親サイズ:♂53mm♀49mm

2006年1月23日
ヘラクレス系各種幼虫と交換していた物が本日届いた^^
3♂1♀で♂は25g前後だった。
♀と思われる個体の頭幅が非常に小さいので奇形でないことを祈る^^
本種は過去に蛹化、羽化のステップで失敗してしまったことがあるので
今回は完品羽化を目標に頑張ってみようと思う^^
衣装ケースで多頭飼育で様子を見たいと思う。


2006年3月12日
飼育環境をコバエシャッターのミニで単独に変更した。
何故か♀は真っ黒なミイラになっていた。
頭幅は矢張り♂の面積の4分の1程度しかなく奇形だったと思われる。
♂の体重は26g26g24gと変動はなく、あまり大型は狙えなさそう。
早く羽化して欲しい^^

2006年5月27日
マット交換をしたが体重の変化は微増といった具合。

2006年6月24日
蛹化している個体がいましたので性別確認も兼ねて露天掘りをした。
♂で70,8mm21,2gと中型くらい??
結構小さな蛹室をしているのですが大丈夫か?^^A
ちなみに他の2頭も蛹室を形成している。


2006年7月5日
3匹全て蛹化したことが確認できたので並べて撮影してみた^^
嬉しい誤算で一匹♀だということが判明^^A
なんとかブリードもできそうである。


2006年7月20日
1♂が羽化した^^
運良く羽化に立ち会えたので画像は羽化中の写真。
胸部を見るに結構綺麗な個体になりそうだと期待している^^


2006年8月5日
残る2匹も羽化したのでまとめて撮影した。
サイズは♂59mm58mm♀49mmと標準サイズ。
ミニケースでの飼育だが問題はなかった様子。
3頭とも個別飼育だったが7/20に♂7/31に♀8/2に♂と羽化ズレは生じなかった。
体色は羽化後2週間もしないうちに色づくようだ。
最初の♂は羽化当初黒点になりそうな模様が2箇所ほどしかなかったのだが
予想に反してまだら模様になってしまった^^A
三匹とも羽化の様子を観察することができたがかなりバリバリと音を立てるので気づきやすかった。
羽化後3日ほどすれば符節にも力がはいるようだが本来、あまり触れるのはお勧めできない。
3匹とも色づいた後にもう一度撮影してみたい^^


2006年8月5日
3匹とも綺麗に色づいたのでまとめて撮影した。
上翅の模様も個体差があり、♂は虫食い模様と斑点模様に分かれた。
58mmの♂は59mmに比べてサイズは劣るもののバランスはとても良く
角も太く、なによりヘラヘラのような縦に連なる虫食い模様が気に入っている^^A
結構色づいたと思っていてもそこから少し白っぽくなったので意外であった。
とりあえず、♂は2匹もブリードに必要ないので大きい方を里子に出すことにした。
画像上段左♂59mm右♂58mm下段♀49mm