♂92mmF2
   
分布域:メキシコ南部、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ北部
ギネスサイズ野外:140mm 飼育:不明
数あるヘラクレスの亜種の中でも一番上品な印象を受ける
胸角基部は湾曲し厚みのあるヘラクレスである
亜種名のセプテントリオナリスとは(北の)という意である

入手先:♂:ビートルマイスターのyamaさん
    ♀:個人の方から手渡しで入手
購入価格:♂はタダ(送料640円)、メスは6401円
累代:♂F2♀F2(別血統)
産地:コスタリカ(♀はコスタリカ南部)
サイズ:♂92mm♀65mm

2005年10月2日
相互リンクもしていて以前から付き合いのあるyamaさんのプレ企画で♂の当選を確認^^A
早速お礼のメールやカキコ\(*^▽^*)ノ
そしてペアリングの為にビッダや個人サイトで♀単品を探し始める。

2005年10月9日
遂に♀単品を落札することに成功^^
8月6日に羽化確認、10月1日後食確認ということで今年中のブリードが可能そう^^A
価格は6401円で手渡し歓迎との事なので手渡しで渡してもらうことに。
ちなみにセプテンは既にモリシマイやトリニダットより流通量が少なくなっている模様。
成虫♀単品、本当に探すのに苦労した。

2005年10月10日
本日手渡しで♀を受け取った^^
出品者の方がとても良い方でコーヒーまでご馳走になりました。
40分ほど雑談した後帰宅し、♀は中ケースで餌を与えてペアリングまでに栄養を蓄えてもらうことに^^A

2005年10月12日
午前中に♂が届いた^^A
送料は640円で状態も非常に良好。
羽化日は9月中旬とのことで暫く後食待ち。



2005年10月23日??
試しに♂と♀を一緒にさせてみたりしていたが
本日から本格的にブリードに入ることにし衣装ケースでセットした^^
明日から4日ほど家を留守にするので帰宅するころにはペアリングも終わっているだろう。

2005年11月3日
産み始めているかの確認に採卵してみることに^^
沖縄土産のサトウキビの皮を転倒防止に入れておいたのだが根が生えていた^^A
そして結果は18個。約10日ほどしか経ってないので満足である。
採卵中にペアリングさせようとしたが♀が嫌がって話にならない^^
まぁ、同居飼育で♂はものすごい交尾欲があるようなので勝手にペアリングしていくでしょうが^^A
ちなみに卵はコンテナケースでまとめて管理している。
飼育分的にはもう十分ですが爆産を期待^^


2005年11月12日
二度目の採卵をした。
結果は9日間でなんと27個^^
かなりのペースで産んでいるので一週間に一度くらいのペースでの採卵でないと
♀に潰されてしまう卵が出てくるかもしれない。
卵はコンテナBOXで管理。少し、コナダニが気になる。

2005年11月19日
1週間あけて採卵をした
結果は10個で良い調子^^
13日〜18日位迄温度管理面でのトラブルもあったが場所が良かったので最低室温21度ほどで済んだ模様。
これまで合計55個とかなりのペースなのでこのまま頑張って欲しい。

2005年11月26日
4度目となる採卵をした。
結果は17個と通算合計72個とかなりの爆産^^
第一回採卵分の個体達も続々と孵化している。
♀はまだまだ元気があるので100個の大台に乗るかもしれない。

2005年12月4日
採卵をしようとマットを掘り返している途中に
御尻から球形に近い7〜8mmの卵管を出している♀を掘り返してしまった。
10秒ほど観察していると、その卵管が裏返るようにして卵をぽんと出した。
初めて産卵の瞬間を見た。
マットの周りの空間は、後ろ足の符節で固めていると聞くが
卵より一回り大きい卵管のおかげでできるのではないかと思っている。
肝心の採卵の結果は5個で合計77個となった^^
少し減速し始めたが100個の大台を超えて欲しい。

2005年12月13日
6度目となる採卵の結果はなんと21個^^
先日の産卵数があまり多くなかったので心配していたが安心^^
合計98個と次回の採卵で100個の大台に乗ることが出来そうだ^^
♀が白く見えるのはダニが大量についているからなのだが特に影響はなさそうなので磨いたりはしていない。


2005年12月19日
7度目の採卵の結果は、、、、11個。
遂に100個オーバー^^
合計109個とどこまで行くかが本当に楽しみ^^
あまりにもダニがひどいのでダニとり革命なるスプレーを使用してみた^^A
果たして効果はあるのだろうか^^


2005年12月28日
8度目の採卵をした^^
結果は、、、、9個とこれまでの合計は118個に。
卵の画像ばっかあってもしょうがないので今回は画像なし^^A
幼虫も続々と孵化しており2齢中期くらいのものが一番成長が早い様子。
2度ほど飼育部屋の温度をあげたのでコバエが大発生してしまった。
又、革命は起こらず(笑)、ダニはとれていない^^
産卵数は130〜140の間に収まるかもしれない。

2006年1月4日
9度目の採卵をした^^
結果は、、、、8個^^まだまだ衰える様子はない。
(相変わらずダニはすごいが。。。)
合計126個となった。
段々産む卵のサイズが小さくなってきてる気がする。(孵化直前サイズ)
更なる爆産を願ってマットを新品のヘラクレスマットに交換した。
小さいこといわず目指せ200卵^^

2006年1月11日
二桁目となる採卵をした^^
結果は6個だったが合計132個と、ついに130オーバー^^
良い結果が出ていた産卵床を変えるのは少し勇気が要りましたが変わらずに良い結果が出て良かった。
マットを変えた影響でダニも少なくなってきました^^

2006年1月19日
11回目の採卵をした^^
今回も好調で12個採卵できた^^
合計個数も140個オーバーとなる144個。
♀もまだ17gあるのでまだまだ大丈夫か?^^
ダニも日に日に減ってきて順風満帆といった具合^^A


2006年1月28日
12回目の採卵をした^^
今回も好調で前回と同じく12個採卵できた^^
合計個数も150個オーバーとなる156個となった。
孵化率の関係から、
今回からコバエシャッタータイニーにて管理することにした。
もう一度♀の体重測定をしたが17gのまま^^
どうでもいいが飼育記にかわり映えがない^^A
平和が一番ということで^^

2006年1月29日
飼育分の個体を管理の都合上衣装ケースで多頭飼育することに。
8匹ずつを2つのケースに分けて管理することにした。
数ヵ月後に宝探しのような「芋掘り」ができると良いなと思っている^^


2006年2月6日
13回目の採卵をした^^
今回は2個しか採卵できず、♀は弱ってきている模様^^A
飼育部屋の床の上に衣装ケースを置いていたので
底冷えの影響を受けたようです。
あと2つで160個なのですが、この様子だと無理かもしれない。

2006年2月18日
14回目の採卵をした。
2個以上採卵できれば160個オーバーなのだが、前回のことからふまえて
今回は難しいし、場合によっては♀の☆も覚悟していたのだが、
結果は、、、、、6個^^
合計164個と160個オーバー^^
なんだか此処までの数字になると成虫体長の話のようだ^^A
頑張れるところまで頑張ってもらいたい。
参考までだが♀の体重は16gだった。

2006年3月2日
早いもので15回目の採卵をした。
結果は3つしか産卵できなかったが、♀が少し元気になった感じがする^^
最近気がついたことなのだが、少し♂の全胸部の色が薄いな〜という感じがする。
良く新成虫を撮ると赤っぽく映るが、そんな感じである。
自然光のもとで見ると若干黄色に見える感じ。
オキシとセプテンには時々あるということだが、
もう少し強く出る個体が作出できるといいな〜と思っている^^
先日のKUWATAフェスタ(大宮)で購入した10本100円の止まり木を
転倒防止、符節欠け防止に入れた^^


2006年3月4日
プレ企画で放出する12個体を掘り出しした^^
3齢になりたてのものが2個体いて、脱皮前の皮も発見できた。
幼虫は卵の殻を食べると言われているが、脱皮の皮は食べないのだろうか?
そもそも私は卵の殻を食べているのを見たことがなく、大体殻は放置されている^^A
殻を食べている決定的な瞬間でも撮れれば良いのだが^^


2006年3月14日
今後のマット、ケース等の出費を考え
セプテンの数を把握するために幼虫を数えてみることに
結果は
3齢初期幼虫♂ 2匹
3齢初期幼虫♀19匹
2齢後期幼虫♂16匹
2齢後期幼虫♀13匹
2齢初期幼虫 20匹
  初齢幼虫 24匹の合計94匹(笑)
当初♂♀の偏りを気にしていたのが2齢幼虫に♂幼虫を多数確認できたので一安心。
♂の方が遅れて3齢になる模様。
幼虫を衣装ケースの蓋に出して雌雄判別してたのだが
かなり個体によって個性がある^^
腹ばいで移動するもの、横ばいで移動するもの、背中で移動するもの
よく見ると胴長、短胴の個体などもいる。
また一つ発見なのだが顔の形が歪なものは奇形や障害を持った個体であることが多い。
加齢前の体液の流出等で加齢時に十分に顔面を膨らますことができないためだと思われる。
こういう画像が好きという方もいるが実際見るとあまり気持ち良いものじゃない^^A


2006年3月25日
成虫♀の死亡を確認した
ダニや微生物などが群がっていたため死後数日経っていたかもしれない
この♀は本当に頑張ってくれたと思う。合唱(ー人ー)
最後の採卵は9卵と1幼虫と
16回目の採卵で初めて幼虫が出てきてしまった^^A
最終的な採卵結果は合計177卵だった^^
採れた幼虫は立派な成虫にしたい^^

2006年5月14日
全ての幼虫のコバシャへの単独飼育の切り替えが完了した^^
だいぶ幼虫を放出したりしたがそれでも20〜30匹くらいいると思う。
次回のマット交換時に♂♀の比率や数を確認したいと思う。
体重は30g〜50gほどの間に収まっている様子。

2006年5月18日
♂の死亡を確認しました。
たくさんの子が残せて満足なことだと思う^^A
親虫より立派な成虫に育てたい。

2006年6月17日
マット交換をした。♂♀の重さの差はあまりなく、ほとんど50g前後だった。
ちなみに数は♂5匹♀8匹であった。
♂5匹と♀2匹をコバシャ小で単独飼育、♀6匹を2匹ずつコバシャ中をセパレートして飼育中。

2006年7月27日
マット交換をした。やや♂の方が伸びてきた様子。♀はピークかもしれない。

2006年8月31日
マット交換をした。
♂の最大のもので73gと全体的に小振りである^^A
交換時に毎回ケースを洗浄しているのだが
成長が悪い個体のケースには次も、その次も決まって線虫が沸いているので
線虫が湧くのは幼虫側のほうに問題があるのかもしれないと思っている。
同じことをオキシやヘラヘラでも確認している。
親♂の親♂66mm、親♂92mm、親♂兄弟118mmとあまり大きい個体がでている血統ではないので、
あまり大きくならないのかもしれないが、今飼育中の幼虫の兄弟にあたる個体で92g程いっているものもいるとのことで
120mm位が目標なので90g前後まで伸びて欲しい^^又、今回より体重表を作成した。

2006年9月30日
マット交換をした。
ヘラヘラ、オキシ、と続いて此方でもヘラクレスマットの被害有り。
此方は15匹で31g減とまだ可愛いほうだろうか…(成長期に減少すること事態可笑しいのだが^^A)
しかし最大個体の10g減はかなり痛い。
全国各地に兄弟個体がいるはずだが、報告を受けている限り、だんとつでビリっけつ間違いなし(笑)
具体的な対策が判明していないようで、再発の可能性有りと判断し、セプテンでも次回よりマット種変更予定。
(小、ミニプラケでポンポン発酵すりゃ、誰でも自作マット作っとるっつ〜の)
評判の良さそうなマット3種使ってどれが一番伸びるかでも実験してみたいと思います。

2007年 4月 4日
♀第一号が羽化していた。かなりの小型サイズだった。
本来なら一、二ヶ月程前に第一号既に羽化してきている筈なのだが、
種的に弱いのか血統的に弱いのか変態段階で次々と落ち、この♀が第一号となった。
アウトブリードなのだが血統と言う以外に原因が思いつかずなんとも不思議。

2007年4月18日
第二号となる♀が羽化していた。
前回の♀よりは大型の個体だがヘラクレスの♀としては小さく感じる。
前回の♀のサイズを測定したところ57mm、16gと見た目通りの小型個体であった。
画像左が57mmの♀。画像右の通り♂の方も続々と蛹化していて、
100mm45g、85mm36g、75mm27gと超小型個体のオンパレードである。
残りは1♂幼虫、1♂前蛹、1♀蛹、1♀前蛹が残っているがどれも期待できそうにはない。
かなり弱いので心配だが3ペア程は揃うようにしたい。


2007年4月26日
ケースの横から♀の前蛹が蛹化したことを確認した。
まだ掘り出していないのでわからないが無事に蛹化できていることを祈る。
ただ蛹室を開けずに羽化まで持っていった♀蛹は羽化不全で死亡してしまったので、
今回の♀は人工蛹室に入れて様子を見る予定。
前回の100mm45gの♂も蛹化不全で前翅と後翅がおかしく、
あまりにも死亡率が高いので遺伝的に弱い線が濃厚である。
このままでは1ペア作るのも難しいかもしれない。
個/日 3/14 4/16 4/30 5/14 6/17 7/27 8/31 9/30
♂1          43g 57g 66g 73g 63g
♂2          43g 54g 63g 68g 63g
♂3          40g 54g 54g 56g 56g
♂4          40g 49g 46g 51g 48g
♂5          43g 56g 55g 47g 46g
♀1          38g 51g 54g 52g 50g
♀2 16g 34g 42g    46g 54g 57g 56g
♀3 16g 32g 43g 44g 46g 46g 51g 49g
♀4          30g 33g 32g 37g 35g
♀5 14g    45g 48g 57g 58g 58g 57g
♀6 15g    41g 45g 48g 53g 55g 53g
♀7          40g 48g 44g 47g 46g
♀8          36g 45g 44g 45g 44g