オオカブトの部屋SINCE 20030923

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Xyloscaptes davidis

ダビディスカブト飼育記




ダビディスカブト成虫♂

分布域:中国(江西省、福建省、湖北省、四川省、チベット)、北ベトナム
ギネスサイズ野外:??mm 飼育:??mm
飼育目標サイズ:40mm 人気:★★★☆☆ 飼育難易度:★★☆☆☆ 希少価値:★★★★☆

国産カブトの頭角に一対のトゲを生やしたような不思議な形のカブトムシ。
光沢があり、特に♀の光沢は強い。
飼育は容易で国産カブトに準じ、蛹室も縦型である。


入手先:ドルクスグッズ(KUWATAフェスティバル横浜2009)
購入価格:3齢ペア6000円→2ペア10000円にしてもらいましたm(_ _)m
累代:F2(2009年6月孵化)
産地:中部ベトナム ネアン





2009年11月8日 個体紹介

KUWATAフェスティバル横浜に出店していたドルクスグッズより購入。
BE-KUWA22号を見たときに「お〜、こんなのいたんだ〜いそうだもんな〜」と思ったことを覚えています(^◇^)
初入荷した時には「やっぱその値段ですよね〜」とも思いましたが(^◇^;)
価格もこなれてきたようでこの前のWILD入荷時にはペア3万円程度でしたね。

気になる飼育の方はどうなんでしょうかね〜(*_*)
以外にもネット上に詳細な飼育記録は無いです。

…成虫の見た目は思いっきり離島産の国産カブトという感じですよね。オキナワカブトとか。
ショップの方に「強いて言えば羽化が下手だけどそれ以外は簡単、要するに国産カブトと同じ」と聞いたので国産カブトに準じて飼育しようと思います。




体重の方は♂17g、♂16g、♀19g、♀12g。
国産カブトの標準の終期幼虫体重♂30g前後に比べればかなり小ぶりなんでもうちょっと伸びると思われます。
産地のネアンについて調べたところ、ネアン=ゲアンのようで、
ゲアン省は夏は暑く、冬は寒い、ベトナムで一番厳しい気候の地域とのこと(´-ω-`)
四季があるんだったら、国産カブトと同様に室内飼育では幼虫期間をかなり縮められると思うのですがどうなんでしょう。
国産カブトでは4月に産卵セットして10月に大型個体を羽化させ半年1サイクルにすることは十分可能です。
ただゲアンの年間平均気温が24度、神奈川が16度なんでそんなに縮まないかもしれませんね。

画像の通り幼虫見ても普通の国産カブトにしか見えないのですが、
19gの♀の太り方が、ケンタウルスやサイカブトのように尻だけ太るような感じでした。
成虫♀の頭部の窪みを見てもそっち系にも近いような気がします。



…グダグダと書いてしまいましたが2ペア買ってるんで大丈夫でしょう(´-ω-`)
暫くは購入時のままHR-1で行って、蛹化間近になったら羽化不全を防ぐためにマヨビンあたりに移したいと思います。





2009年12月8日 マット交換

最近飼育部屋のコバエの数がやけに増えたな〜と思っていたのですが、ダビディスのケースが発生源でした(*_*)

中は物凄い数のコバエでいっぱいでどうやらケース本体と蓋のガタつき部分から外に抜け出しているようです(´-ω-`)
ケースの外でコバエさんが悠々と羽を乾かしている状態は看過できませんのでケースごと交換。



…一番コバエの発生が凄まじかったケースの♂幼虫が死亡している…(´-ω-`)南無
まぁ生き物だし死んだものはしょうがないので気持ちを切り替えて他の3匹のマット&ケースを交換。

23g、22g、19gと順調な成長を見せてくれています。
♂♀2ペア購入で♂が1匹死んだので、♂1♀2のはずですがどうも♂2♀1のような気がしますが…

まぁ雌雄の寄り具合は羽化後の楽しみとして、
交換後はワイルドプライドのマットを入れた4,2リットルタッパーに多頭飼育で投入。


また今回こんなものを入れてみました。
詳細はまだヒミツですが効果があればいいなと思います(´・ω・`)






2010年2月10日 蛹化確認

1月下旬から蛹室を確認していたダビディス。
3月くらいまでそっとしておこうかと思いましたが、本当に繭玉なのかということと、蛹時の♂の頭角が見たくてホリホリ。


んで、こんな感じに(^◇^)↓


色から見るに、蛹になってから結構経っているようです。
蛹室を開けたときの感覚は、国産カブトとまったく同じ。
学研の図鑑内の生態写真では、丈夫そうな繭玉(のようなもの)を形成していたのですが、
うちのダビディスはほとんど国産カブトと変わらない蛹室でした。
♀はほぼ垂直の蛹室で、♂は若干斜めの蛹室という感じです。




で、前回投入した秘密兵器。
結構効果があったみたいで、(蛹室の位置を寄らせてみました)
横型に蛹室を作る種類の虫の蛹室の方向なんかもコントロールできそうです。

…商品化しようかな(´-ω-`)フフフ
とまぁ話がそれましたが、



♂の蛹はこんな感じ。


拡大すると、微妙に突起が確認できます。



♀。ちょっと時差がある感じですね。
後は羽化後の個体が、他の個体を傷つけないようにこまめに様子を見ながら羽化を待とうと思います。





2010年2月14日 ♀羽化

無事に♀が羽化してくれました(^◇^)



まだ特徴的な頭部を見せてくれませんが、しばらくそっとしておこうと思います。





2010年2月21日 全部羽化〜

結局♀♂、間をあけて♀の順番で羽化してくれました(^◇^)
身体が固まり次第撮影したいと思います。
ただ結構すぐに撮影できるかもしれません。

…というのも、今日様子を見たところこんな状態になっておりまして、(♂は羽化後に別ケースに移してあります)


最後に羽化した♀なんかは、羽化後三日も経っていませんが2♀とも地中に潜ってしまったようです。
羽化後2日〜3日で蛹室から出て暴れまわる種類にサイカブトやストラテグスなんかがいますが、
やっぱそっちにも近いんですかね〜(+_+)
♀の頭部も見れたんですが、やっぱサイカブトにそっくりですし。蛹室縦に作る種類もいるし。

でも♂の成虫はオキナワカブトそっくりだしで、不思議な種類であります。
(あくまでもぱっと見の話でよく見ると前胸とか面白い形してるんですが)



まあどうでもいいじゃんそんなのっていう結論。

クワガタの♀なんかでも露天掘りすると速攻で潜る奴いるんで、今回はただの気まぐれかもしれません(+_+)
とりあえず羽化してくれたんで成熟を待ってペアリング予定であります!(^^)!





2010年3月2日 写真撮影

身体も固まってきたのでちょぴっとだけ撮影。


♂。この角度がカッコイイはずなんですが角の発達がそこまで良くないのと、やっつけ撮影だったんで上手く撮れませんでした(+_+)


サイズは大きくなくとも特徴的な頭角突起はありますよん♪


♀。サイカブトみたいな胸部の凹み。
まぁ国産カブトの♀も良く見れば凹んでるからなぁ(*_*)

ヒメカブト並みとはいきませんが「シューッ」って感じで鳴くのも可愛いです。
色もツヤッツヤでgoodです(^◇^)b