オオカブトの部屋SINCE 20030923

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Rhaetulus didieri

ディディエールシカクワガタ飼育記




ディディエールシカクワガタ♂70mm

分布域:スマトラ
ギネスサイズ野外:87mm 飼育:84.3mm
飼育目標サイズ:65mm 人気:★★★☆☆ 飼育難易度:★★★☆☆ 希少価値:★★★☆☆

シカクワガタの仲間の南限種でありウエストウッディに次ぐ大型種である。
張り出しは無いが前後上下三次元的に発達した複雑な大顎が特徴。
上翅や脚の一部は赤く色づくが、その赤味は個体差が激しい。


入手先:幼虫はタケ坊さんより  成虫ペアはビッダーズにて個人の方より
累代:幼虫WF2 成虫ペアCBF1
購入価格:成虫ペア2700円+梱包量200円+送料640円=3540円
産地:マレーシア キャメロンハイランド







2009年10月11日 個体紹介
いつもお世話になっているDynaさんの御自宅にてディディエールシカクワガタ幼虫5頭をGET(^◇^)
実はこのディディエール9月26日にタケ坊さん、Dynaさんの会合に僭越ながら私(^◇^)も混ぜていただいた際にタケ坊さんにお願いしていた個体。
Dynaさん宛ての荷物と一緒に送って頂き本日無事に受け取った訳です。タケ坊さん、有難う御座いますm(_ _)m
あのタケ坊さんより頂いた個体ということで俄然気合いが入る。頑張りますよ〜。

BE-KUWA29号のギネス作出者さんのコメントを読むと、
ギネス個体84.3mmはオオヒラタケ系の菌糸で菌糸飼育により作出されたそうである。
「シカはマット飼育なのかな〜」と思っていたが、手元にオオヒラタケ系である月夜野エレメントの800ccがあったため、1頭ずつ投入。

プリプリの初齢&2齢幼虫。
ディディエールはシカの中でも難しい部類に入るとのことですが、とりあえず即落ちだけはしないで〜(^◇^;)





2009年10月14日 成虫ペア購入

やっぱ飼育記的には成虫画像があった方がいいかな(^◇^)ってことで成虫ペアを購入しておりました。んで本日到着。
この成虫ペアは♂4月26日、♀5月4日即ブリとのことなのでタケ坊さんより頂いた個体とCBできるように頑張ってブリードして幼虫を採りたい。
タケ坊さんより頂いた幼虫たちは食痕が出始めているのでとりあえず一安心(^◇^)A





2009年10月14日 成虫ペア個体紹介

ディディエールカッコいいっすよ〜な更新(^◇^;)
横から撮影された画像を初めてカブクワ本で見た時はたまげたもんですが、
予想通り生で見る生体はメッチャクチャカッコいいです。

まぁまずは基本の上から。

顎がいかめしい分目がつぶらでかわいいですね(´・ω・`)


ディディエールの大顎基部の内歯(…もはや内側に出てないですけど)は手前側上方に突き出ます。
その最も特徴的な内歯部分をライティングで強調してみました。

続いて横から。

たっくさん爪楊枝乗りそうですよね(^◇^;)
こんな上向きまつ毛に生まれ変わりたい人はたくさんいるはず。


シカクワガタって命名した人の気持ちがヒジョーにわかる一枚。
王冠のような大顎もそうですが足の色もお洒落であります(^◇^)v

最後に前方から。


いやなんかもうあれでしょ、あれ。
この造形を見ると昆虫地球外生命体説とかちょっとだけ信じちゃいますよね(^◇^;)
今回「幼虫を既に頂いているのに成虫を買う必要があるのか」っていうことで結構迷った部分もあるのですが、
とても良いモチベーションアップになったと思ってます。
もっと大型でカッコいいのでてくれたら良いんだけどな〜(^◇^)





2009年10月17日 ペアリング
♂を管理している2リットルタッパーに♀を入れて同居させた。
1週間くらい同居させてしっかり交尾してもらう予定。
♂はケースの中をブンブン飛び回るほど元気なので♀殺しが怖い…(^◇^)





2009年10月23日 産卵セット
無事に一週間の同居が終わったので本日産卵セットへ投入。
セット内容はコバエシャッター大に、
フォーテックのMAXマットをよく加水し底5p程堅詰め、
産卵木は10分ほど加水充分に水分を含ませたレイシ材と、ちょちょっと加水したコナラのM材を横置きで完全埋め。
底よりは加水弱めのMAXマットを使って産卵木を埋め込み、上から手である程度堅く詰める。
最後に転倒防止の水苔とゼリーを充分に配置。



教科書通りのセットって感じですね(^◇^)
爆産に期待です♪





2010年5月26日 近況報告〜

実に7カ月ぶりの更新(^◇^;A)
前回の産卵セットはセット後♀がソッコーで蒸れで落ちてしまい、
細々と幼虫飼育を続けていたのですがペアで羽化してきているので羽化個体の紹介〜。

まず♂59mm。

昨年購入したペアより1センチほど小さいですが、ディディエールらしい立派な大顎をしてます。
使用した餌はエレメント800cc1本孵し。
1匹だけ食痕が出ずに落ちてしまいましたがヒラタケ系でも一応育つことは育つみたいですね。


やっぱりシカクワガタはいいですよね。
色んな方向から楽しめるクワガタだと思います(^◇^;)


続いて♀37mm。羽化時から左顎が欠けていますがブリードにはそこまで問題なさそうです。
♂との羽化ズレも1か月程度と気になる程ではなかったですね。

特徴的な前胸部のギザギザはもちろん♀にもあります。
まあ裏返せばすぐにディディエールだってわかるんですけどね(^◇^)


最後に蛹。
800cc→1100ccで最後の1100ccはあまり食べてくれなかった感じですが、既に羽化している♂59mmよりは大きそうです。
フタマタクワガタ属と同じように、幼虫体重が乗らない割に大きな蛹になる傾向があるみたいです。
特徴的な大顎をしているだけあって蛹の形も面白いですが、
大顎のアーチに沿って脚が「小さく前ならえ」のポーズをしているのがおもしろいですね。
大顎が反らないような小さなサイズの♂ではどのようになるのかも興味深いです。
まあまあのサイズになりそうなので無事に羽化して欲しいですね(^^)!





2010年6月17日 ♂羽化〜

前回の蛹が羽化してくれました(^◇^)


サイズは67mm。
昨年購入した70mmの♂には及びませんでしたが、上下の内歯も出てくれてまあまあな感じです。
またもう一匹1100cc一本で、2度蛹室を壊してしまった個体は57mmで羽化しました。
オオヒラタケ系の菌糸ビンでも簡単に飼えることがわかったのでまた機会があれば低温で挑戦したいと思います。