オオカブトの部屋SINCE 20030923

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Dorcus kamijoi

カミジョウオオクワガタ飼育記




カミジョウオオクワガタ♂70mm

分布域:ベトナム
ギネスサイズ野外:??mm 飼育:??mm
飼育目標サイズ:65mm 人気:★★★☆☆ 飼育難易度:★★☆☆☆ 希少価値:★★★☆☆

近年発見されたアンタエウスオオクワガタに似つつも艶消しという不思議なオオクワガタ
大顎も他種のオオクワガタとは違う形態をしている


入手先:ランバージャック
累代:♀WILD ♂F1(ダラット)
産地:中央ベトナム ダナン





2010年2月28日 個体紹介

ssp.と一緒にどうせだからSP.もってことで…(^◇^)


♂70mm。
アンタエウスというかツノボソというか、でも艶消しでザラザラしたなんとも不思議な質感(+_+)
2〜3年前にssp.と2TOPで話題になった本種ですが、
こっちはあまり人気が出なかった感があります。


大きさはssp.が飼育で85mm近い個体が出ているのに対して、
カミジョウオオクワは最大で75mm程で一回り小さいようです。


顎。いそうでいなかった感じの大顎です。
マレーアンテとタイワンオオ足すとこんな感じですかね。

個人的に外国産の大型オサムシみたいな印象があるんですけど、
(アフリカングランドビートルとかプレデタービートルとかタイガービートル的な)
まわりでは誰もわかってくれない(+_+)

あと名前に関してダサいとかの否定的な意見をしばしば見ますが、(平気でHPやブログで書いてあるので驚きですが)
個人的にそんなことはないと思っています。(日本人の名前はヤダっていうのは少し悲しい気がします)
命名に関しては自由なんだしアンテモドキとかニセアンテとかよりは良かったのでは(*_*)

自分なんかもし新種見つけちゃったら苗字どころかフルネーム…(…既にありましたね(+_+))…に留まらずHNまで入れちゃうもんね。覚悟。



話が反れまくりましたが♀。アンテそっくり。

今回は野外品で追い掛け無しでセット予定なんで♂の出番は無しで〜す。
ダラット産ではなく中央のダナン産なんでどこか違いがあると面白そうですが…





2010年3月4日 産卵セット

WILDのドルクスなんで早速♀単でセット。
全体的にカビてるのはセットを組んでから3日〜4日経っているから。
まぁ♀が産み始めれば綺麗になるでしょう!(^^)!







2010年4月19日 様子見割り出し

セット後すぐに大量の削りカスを撒き散らしていたのですが、
菌糸ビンの注文数量もあることですので、本日様子見に1本だけパカッと産卵木を開いてみました。

肉質柔らかめの産卵木でセットしていたため、既に手で簡単にほぐせる状態でした。
削りカスの量から予想していましたが、アンテやニジイロのように坑道を掘って埋め戻してって感じで産んでるようです。

早速幼虫を発見!(^^)!
菌糸の用意が無いので一か所開いたところで本日は終了。
とりあえず産んでるようなので一安心です!(^^)!
画像の初齢幼虫はエレメント1100ccへ投入しまして、
残りの割り出しは、そこまで爆産って感じでもなさそうなので10本程菌糸を用意してからにしたいと思います。